うつ病ではないけどうつ病?「仮面うつ病」

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TANTYOが患った病気その2です。

ある日突然、食事を受け付けなくなり、
量でいうと、コンビニの100円のおにぎりを1個を1日で分けて食べれるのがやっとだったり。
時には胃が固形物を受け入れなくてゼリーのドリンクを20分ぐらいかけてやっと1つ飲み干せたり残したり。
1日の摂取カロリー頑張って摂取しても500kcalとかでした。
物を食べてないのに夜中とか朝方に腸がゴロゴロウニュウニュと言って活動し出して心拍数が高くなって目覚めたりという症状も。

ただでさえ痩せ型だったにもかかわらず、1週間で2kg減、2ヶ月で10kg減

これはダメだと、仕事どころではないということで、会社を休んで病院めぐり、胃カメラ・超音波検査・大腸カメラ、一通り検査受けるにも、全部予約なので、胃カメラ異常無しですね~。じゃあ来週大腸検査してみましょうか~。1週間後、大腸検査異常無しですね~。じゃあ来週血液内科で血液詳しく調べてみましょうか~。という感じですごく期間がかかりました。その間にも体重が落ちていくし、仕事も検査以外の日は出なければならなかったのでかなり過酷でした。集中力も無く、仕事にはなりませんでしたけどね。

検査の結果は、内臓は全て一つも問題なし。健康この上なし

あとはメンタル関係しか考えられなかったので、心療内科へ行きました。30分以上の問診があり、結論から言うと、その症状が発症したとき、工事現場でみなさんのオシリから排出された雑菌やらウイルスがたくさんいる環境で仕事をしていたため、それにやられて胃腸の調子を崩したのがきっかけのようです。
更に、人間は短期間で急激に体脂肪が落ちると胃腸の働きが弱くなるそうで、絶食ダイエットをやっている女性などが良くかかる症状なのだそうです。「摂食障害」「拒食症」とかいうやつですね。

食べられないから体脂肪落ちる→体脂肪落ちたらまた胃腸が働かなくなる→もっと食べれなくなる
という悪循環だったわけで、自然治癒は無理でした。

最初に心療内科の先生が処方してくれた薬が、ドグマチールという薬で、うつ病の治療だったり、十二指腸潰瘍の治療に使ったりするようです。この時に「うつ病」なのかな~?とか思ったけど、精神的に全く落ち込んでるわけじゃないし、仕事だってなんとか処理してるので、「なんだろうこれ??」

と思って色々とネットで調べたら、ストレスとかいろいろ負荷がかかって、身体的に症状が出る病気は「仮面うつ病」というらしいです。気分はいいのに、下痢をするとか便秘するとか、熱、頭痛、吐き気、その他すべての身体症状が出るのが「仮面うつ病」。でも、統合失調症やら過敏性腸症候群とか、身体症状の多い病気はたくさんあるけど、結局それらとの区別がいまいちわかりませんけどね。医師の判断で別れるところだと思います。

それで、ドグマチールを飲んだ途端、翌日からまぁ~食欲が出ること出ること。今まで500kcalだったのが、大盛のコンビニ弁当食べれたり、1日合計2800kcalとか、過食になるぐらいでした。満腹なのに無理して食べて吐き気がするぐらい食べ過ぎてしまうことも多々(^^;)
これを続けたらなんか、すぐ治りそうだな~と思っていたけど、世の中そんなに甘くない。やっぱりまた食べ物を受け付けなくなったりすることもあり、今度は睡眠障害にまで発展。色々と安定剤増やしたり、種類変えたり、落ち着いたり、悪化したりをしばらく繰り返してました。

最終的には、夜寝付くまでに2時間も3時間もかかり、常に浅い睡眠。どんどんひどくなってきて、睡眠時間2時間しかとれない日が数日続いて、「あ、これはやばい」と生命の危機を感じ、すぐ病院予約して翌日に、もう助けて下さい寝れません。ぐらいの勢いで、先生に神頼み。

重い睡眠障害が出るというのは、うつ病では一番危険な状態だそうです。ガンで言えば、末期の状態。
睡眠導入剤を出してもらって、何とか睡眠はとれるようになりました。

谷底からは脱出したものの、体調不良+薬の副作用でとにかくもう、一日中疲労感と眠気。運転中信号待ちで寝てしまうぐらいの睡魔。休日も食事のときに布団から起き上がれるものの、夜まで布団で横になって何もできない。
「ツラい」の一言。
これに先の「異臭症」も併発していたため、人生の危機、地球の危機、いや、宇宙規模の危機と言えるぐらい、生きるのが苦しかったです。

もちろん一人暮らしのため、仕事を継続しなければ生活もできないので、仕事しながらなんとかやり過ごしました。

「仮面うつ病」による身体症状のストレスにより、本当の「うつ病」になってたのでしょうか?

こいつらと戦うこと、たしか4年。本当につらかったけども、2015年になってからはだいぶ良くなってきて、こんなに何年もつらかったのに、2016年の4月に、仕事が忙しくて3日間ぐらい薬を飲み忘れたのがきっかけで、そのまま薬を卒業しました。今までも、体調良いから薬飲まなくても大丈夫かな?と思い、薬を飲まなかったことありますが、やはり2日目ぐらいで、めまいとか頭痛がしてきて、結局やめませんでした。

何年も飲み続けてたのに、なぜ突然やめれたのが、本当に奇跡です。メンタルの薬って、自分の判断で絶対やめてはいけないと良く言われますが、僕は自分の判断というか、飲み忘れてやめてしまった感じです。突然やめてしまったので、病院にも突然行かなくなってしまい、先生に報告も何もできていません。

メンタルの病期って、病院を何カ所も転々としてやっと自分に合った医師に出会えるパターンが多いと思いますが、僕って自宅近くで土曜日も診療している心療内科へ行って、そしたらいきなり調子よくなって、おまけに国内では相手にされない「異臭症」まで治っちゃって、何もかもがうまくいって、本当になんか色々とツイてる人間なんだと思います。

不幸な思いはするものの、なぜか普通に戻れる自分、振り返るとすごいよな~と思います。

「うつ病」と検索されてこれを読んでいる方もいるかと思います。僕の治り方はとても珍しいパターンかもしれませんが、この記事を読んで少しでも前向きになって頂けたら幸いです!あきらめないで!
治ったらコメント、メールなどで報告お願いしますね!

こんな感じで、僕は幼少から虚弱体質ながらもメンタルを克服しているから周囲の健康な人よりもメンタルは強いはずだし、生命エネルギーもそこら辺の人には負けていないつもりです。次はどんな難関が待ち受けているかわかりませんが、絶対乗り越えて誰よりも充実した人生を送ってやりますぞ!

しかし、あの時仕事やめてなくて良かった~。よく耐えた。意外と強いな自分!
1つわかったのは、あきらめないこと!きれいごとかもしれませんが、あきらめたら終わりです!
そう、思います!

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